バンド初心者にオススメの曲。簡単で盛り上がる曲
文化祭やライブハウスでの初ライブ……はじめはみんなオリジナル曲ではなく、コピーバンドとして出演するのではないでしょうか?
そんなとき、どの曲を演奏するかとても悩むと思いますが、とくに楽器初心者のメンバーばかりのバンドであれば、簡単な曲の中から選びたいですよね。
人気バンドの曲をカバーして盛り上げたい!!と思う反面、この曲は難しそうだな……と尻込みしてしまうこともしばしば。
そこで、この記事では、バンド初心者の方も練習すればできるようになるような入門曲をたっぷりと紹介しますね!
もちろん原曲をしっかり聴いて再現するのも大切ですが、思い切って簡単に演奏できるようにアレンジするのもライブを盛り上げるコツですよ!
では、さっそくどんな曲がオススメなのかみていきましょう!
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バンド初心者にオススメの曲。簡単で盛り上がる曲
高嶺の花子さんback number
2011年のメジャーデビュー以降、数々のヒット曲を世に送り出してきたスリーピースロックバンド、back numberの楽曲。
ディレイを使った奥行きのあるギターのイントロが印象的な、疾走感のあるナンバーです。
ギターは先述のディレイによるフレーズや間奏の短いフレーズなど見せ場が多いですが、演奏そのものはシンプルなため初心者ギタリストでもコピーしやすいのではないでしょうか。
ベース、ドラムともに全体的にはシンプルですがBメロで若干複雑なフレーズが登場するため、リズム隊で呼吸を合わせるのが大切です。
アップテンポで有名曲でもあるため、ライブで演奏したら盛り上がるナンバーです。
(星野貴史)
猫DISH//
アーティスト集団EBiDANから選抜されたメンバーで結成され、メンバー全員が俳優としても活動している4人組ダンスロックバンドDISH//の楽曲。
稀代のシンガーソングライターあいみょんさんによる楽曲提供が話題になり、叙情的な歌詞とキャッチーで哀愁のあるメロディーにより大ヒットを記録しましたよね。
テンポがゆっくりで難しい技術を必要としない上に有名曲のため、初心者バンドマンがライブで演奏するにも最適の楽曲です。
シャッフルビートの跳ねたリズムを意識することに注意することで、さらに完成度を高められるので、フレーズを覚えたらグルーブにも気を配って演奏するとより良くなりますよ。
(星野貴史)
少女SSCANDAL
ガールズバンドとして海外でも人気のSCANDAL。
そんな彼女たちの曲の中でも初心者にオススメなのが、『少女S』です。
この曲はアニメ『BLEACH』のオープニングテーマに起用されたので、アニソンとしても有名になりました。
テンポはゆったり目、フレーズはシンプルですが、しっかりとかっこいいので、練習のモチベーションも上がりますよね。
(齋藤歩)
ふわふわ時間桜高軽音部
2009年に放送され、学生の間でバンドブームが起こるキッカケになったアニメ『けいおん!』の中で登場する楽曲です。
実際に劇中でも登場人物たちによって演奏されました。
アニソンの中でも定番のこの曲は、初心者バンドにオススメの曲として紹介されることも多いんですよね!
練習なしでいきなり演奏できるほど簡単ではありませんが、各楽器、基本の演奏テクニックを身につけて練習すれば初心者の方でも演奏できるようになると思います。
ブリッジミュートやカッティング、少し移動するベースフレーズ、ハイハットのハーフオープンなど、覚えておけば絶対に他の曲の演奏でも役に立つ基本的な奏法が満載ですので、最初の1曲にはピッタリですよ。
(羽根佳祐)
線香花火ガガガSP
2000年代の青春パンクブームをけん引したバンドの一つ、ガガガSPの代表曲の一つです。
青春パンクらしい勢いと青臭さと切なさがこもったこの曲は、バンド初心者の方でも情熱を持って演奏すればきっとかっこいいライブができるはずです!
とくにボーカルは歌のうまい、下手は気にせず熱く歌い上げるのがポイントです!
ドラムとベースはテンポに遅れないようにしっかりと練習すればきっちりと演奏できるようになると思います。
ただし、ギターは8分音符でのブリッジミュートが続くので、初心者ギタリストの方にとっては少し難しいかもしれません。
ピックを下ろすときと上げるときの両方のタイミングで音を出すオルタネイトピッキングでブリッジミュートができるように何度も練習しましょう!
ゆっくりなテンポから徐々にテンポを上げていくのがポイントです!
(羽根佳祐)
蛍と夜明けn-buna
ギターの音を「チャッ、チャッ」と切るカッティングというテクニック。
聴き手にインパクトを与えられるので、挑戦してみたいギタリストも多いのではないでしょうか?
難しそうなカッティングですが、n-bunaさんの『蛍と夜明け』のカッティングはとても簡単なのでライブ曲としてもオススメですよ!
この曲では、両手を使ってしっかり音を止めるのがカッティングのポイントです。
ちなみに、左から聴こえてくるカッティングのギターと、右から聴こえてくるアルペジオという和音を弾くギター、2人のギタリストがいるとより原曲の再現がしやすくなりますよ。
(ユウキ)