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バンド初心者にオススメの曲。簡単で盛り上がる曲

文化祭やライブハウスでの初ライブ……はじめはみんなオリジナル曲ではなく、コピーバンドとして出演するのではないでしょうか?

そんなとき、どの曲を演奏するかとても悩むと思いますが、とくに楽器初心者のメンバーばかりのバンドであれば、簡単な曲の中から選びたいですよね。

人気バンドの曲をカバーして盛り上げたい!!と思う反面、この曲は難しそうだな……と尻込みしてしまうこともしばしば。

そこで、この記事では、バンド初心者の方も練習すればできるようになるような入門曲をたっぷりと紹介しますね!

もちろん原曲をしっかり聴いて再現するのも大切ですが、思い切って簡単に演奏できるようにアレンジするのもライブを盛り上げるコツですよ!

では、さっそくどんな曲がオススメなのかみていきましょう!

バンド初心者にオススメの曲。簡単で盛り上がる曲

情熱の薔薇THE BLUE HEARTS

1980年代後半から1990年代前半にかけて全国の中高生を熱狂させたパンクロックバンドTHE BLUE HEARTSの通算9作目のシングル曲。

青春時代の不安定な自意識を導いてくれるような歌詞やポップなメロディーが心に響きますよね。

テンポが速いため初心者バンドマンには難しく感じるかもしれませんが、リズム隊は基本的な8ビートのロックナンバーのためゆっくりのテンポから練習すれば演奏できるようになります。

ギターもコードをかき鳴らしている部分が多く、間奏も難しいフレーズがないためテンションのままに弾いてしまっても形になりますよ。

何年たっても色あせない有名曲ですので、ライブでも盛り上がるナンバーです。

星野貴史

世界を終わらせてハルカミライ

若さからあふれてくる情熱をそのまま音楽にぶつけたような熱いバンド、ハルカミライの代表曲の一つ。

速すぎず遅すぎずのテンポで演奏しやすいですね。

シンプルでストレートな演奏がポイントになっている曲ですので、一通り演奏できるようになったら熱量を表現できるように自信をもって演奏しましょう!

ドラムロールのような雰囲気のサビのフレーズ、クローズドリムショットなど、ドラマー的には一歩踏み込んだフレーズの勉強になると思います。

羽根佳祐

ワタリドリ[Alexandros]

王道のロックサウンドにモダンなエッセンスをちりばめた楽曲でファンを魅了している4人組ロックバンド、[Alexandros]。

『Dracula La』との両A面でリリースされたメジャーデビューシングル曲『ワタリドリ』は、現在でも[Alexandros]の代表曲として知られていますよね。

楽曲の雰囲気を決定づけているイントロのギターリフは、実は4音しか使っていない上に簡単なので、ギタリストであれば誰もが弾きたくなってしまうのではないでしょうか。

リズム隊も演奏スキルとしてはシンプルですが、疾走感と跳ね感が大切になるため、初心者バンドマンの方はお互いの息を合わせるよう練習しましょう。

星野貴史

再生ハンブレッダーズ

『再生』は4人組ロックバンド、ハンブレッダーズのバンド初心者にオススメの曲です。

この曲では、ボーカルはサビの入るタイミングを何度も練習するときれいに歌えます。

ギターはブリッジミュートでリズムをしっかり刻むこと、ベースは後半のハイフレットフレーズを意識して練習するのがポイントです。

ドラムはフィルインの高速ロールをしっかり練習しておけば大丈夫。

楽器隊の方も、原曲のようにサビは一緒に歌うと一気に盛り上がれますよ!

ユウキ

DISH//

アーティスト集団EBiDANから選抜されたメンバーで結成され、メンバー全員が俳優としても活動している4人組ダンスロックバンドDISH//の楽曲。

稀代のシンガーソングライターあいみょんさんによる楽曲提供が話題になり、叙情的な歌詞とキャッチーで哀愁のあるメロディーにより大ヒットを記録しましたよね。

テンポがゆっくりで難しい技術を必要としない上に有名曲のため、初心者バンドマンがライブで演奏するにも最適の楽曲です。

シャッフルビートの跳ねたリズムを意識することに注意することで、さらに完成度を高められるので、フレーズを覚えたらグルーブにも気を配って演奏するとより良くなりますよ。

星野貴史

復讐‎My Hair is Bad

高校生時代から数多くのバンドのツアーサポートを務め、その実力を認められてきた3ピースロックバンド、‎My Hair is Bad。

メジャー2ndアルバム『mothers』のオープニングを飾る『復讐』は、強烈なインパクトの歌詞と爽快なロックサウンドのギャップが中毒性を生み出していますよね。

演奏そのものはどのパートもシンプルですが、テンポが速いため初心者バンドマンの方はゆっくりから練習して徐々にオリジナルに近づけていくことをオススメします。

また、3分に満たないことからすぐに覚えてバンドで合わせられるのも嬉しい、ぜひレパートリーに入れてほしいナンバーです。

星野貴史