バンド入門@RAG
バンドをもっと楽しむWebマガジン
search
最終更新日:175,073 view

音楽スタジオにあるミキサーの正しい使い方

リハーサルでご利用の皆さんは使用する機会の多いPAミキサーについてです。

ここではPAというより、「練習しやすい環境にするためのミキサーの扱い方」についての第一歩として、基本的なことを説明します。

わたくしもよくスタジオ店頭で聞かれる内容です。

ボーカルやキーボードで主に使用される

大規模なコンサートなどでは、ギターアンプやドラムにそれぞれマイクを立てて、全体の音量バランスをとるために使用しますが、リハスタではそこまでたくさんの入力はありません。

現代のほとんどのバンド形式では生声のままだとギターアンプやドラムに負けてしまうため、ミキサーやアンプを通してスピーカーから出します。

よく出てくる用語解説

さまざまな機能や用語があります。

フェーダー

音を上げ下げするためのスライドボリューム。

GAIN(ゲイン)

各種、音響機器からの入力信号をミキサーで扱いやすいレベルに前処理するのがゲインです。

PAN(パン)

左スピーカーと右スピーカーの音バランスを変化させ、音の定位を調整するのがパンです。

AUX(オックス・オグジュアリー)

Auxiliary(補助・予備)の略で、ミキサーの各チャンネルに入力された音を分岐させるための機能です。

MUTE(ミュート)

無音にする機能です。

EFFECT(エフェクト)

音を加工できます。

EQ(イコライザー)

ある周波数帯(高さ)の音を増幅(ブースト)、あるいは減衰(カット)させるもの。

High(高い音)→Low(低い音)です。

ハウリング

スピーカーから出た音をマイクが拾い、それをまたスピーカーが再生するということを繰り返し大きな騒音が連続して発生する現象。

「キーン」や「ブーン」となる現象です。

1分で分かる!これでスゴ音!リハスタにあるミキサーの正しい使い方

どのメーカーでも共通してることです。

セッティング順に紹介します。

マイクやケーブルなどの結線を確認する

wiring

https://www.pexels.com/

使用したいマイクや機器が繫がってるか確認し、音を出す環境をつくります。

もちろんスピーカーやパワーアンプ(ミキサーに内蔵の場合もある)も繫がってるかを確認します。

スタジオではマイクからミキサー、ミキサーからL-Rのスピーカーに繫がってることが多いと思います。

各フェーダーを下げ、電源を入れる

powerswitch

https://pixabay.com/

フェーダーを上げたまま電源入れると「ボンッ」と大きな音が発生し、故障の原因になることもあります。

マスターフェーダーを0dBまで上げる

master0db

https://unsplash.com/

音を出す前に、まず一番右の赤いフェーダーのマスターフェーダーを上げ、混ざった音の最終出口を開門します。

ここで注意したいのが、マスターフェーダーの位置は「0dB」に合わすということです。

多くのミキサーは0dB以上上げると音が歪んだり、パワーアンプやスピーカーへの負担が大きくなってしまうことが多いので、0dBで合わせます。※この時まだ音は出ません。

チャンネルに「音」を入力する

peaklamp

https://pixabay.com/

マイクの音をミキサーのチャンネルに入力します。

マイクが繫がってるチャンネルの上部にあるGAINツマミをまわしながら、ソースの最大入力時にピークランプが一瞬点灯するくらいまで上げます。※この時まだ音は出ません。

チャンネルフェーダーを上げる

audioin

https://unsplash.com/

マスターフェーダー同様、「0dB」に合わせます。

ハウリングを起こしそうなら、一つ前の段階に戻ってGAINのツマミを少し下げてみてください。

マイクを数本使用する場合は音量バランスをこれでとってみてください。※ここで初めて音が出ます。

この記事のタイトルとURLをコピーする

おすすめの記事あわせて読みたい

コメントを読む・書く