ジャズで使用される楽器|マイナーな楽器も登場!
長年にわたって愛され続けているジャズ。
そこまで知識がなくても、なんとなくジャズを聴いているという方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方に向けて、ジャズで使用される楽器を特集しました。
ビッグバンドやトリオ、カルテット、クインテットを問わずに、さまざまな編成で使用されている楽器をセレクトしています。
とりあえずジャズの楽器をひと通り学んでみたいという方にオススメです。
後半ではマイナーな楽器も登場するので、ぜひ最後までごゆっくりとお楽しみくださいね!
もくじ
ジャズで使用される楽器|マイナーな楽器も登場!
クラリネット
クラリネットというと多くの方はクラシックで使う楽器というイメージが強いのではないでしょうか?
ジャズの現場におけるクラリネットは、どのジャンルでも頻繁に見かけるというわけではありませんが、スムースジャズやフュージョンジャズといったジャンルで使用されることが非常に多い楽器です。
クラリネットの持つ軽やかなメロディーが、スムースな構成と相性が良いのでしょうね。
さわやかなジャズを探している方は、クラリネットがリードの楽曲を探してみてはいかがでしょうか?
(Ryo)
トロンボーン
音の出しやすさから吹奏楽でも人気の楽器、トロンボーン。
金管楽器との相性が良いジャズでは頻繁に使われることが多い楽器で、特にビッグバンドでは非常に重宝されています。
というのも、トロンボーンはあらゆる金管楽器のなかでもトップクラスの音量をほこるんですよね。
たった1つのトロンボーンが加わるだけで、全体の迫力が一気に増したりするため、数の多い編成で頻繁に見かけるでしょう。
トロンボーンをリードに起用したジャズも多く存在するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
(Ryo)
ドラム
現代音楽や近代音楽にドラムは欠かせません。
ジャズにおけるドラムは一般的なポップスやロックといったジャンルとは違う、ジャズに合わせた独特のアセットで編成されていることがほとんどです。
そんなドラムを味わう上で最も相性の良いジャンルは、ビバップというジャンルではないでしょうか?
このジャンルは1940年代から人気を集めたジャズのジャンルで、それまでにはなかったドラムにフィーチャーした楽曲がブームを巻き起こしました。
(Ryo)
テナーサックス
ひとくちにサックスといっても、その種類は多岐にわたります。
その中でも最も有名なサックスといえば、アルトサックスをイメージする方が多いのではないでしょうか?
そうでないという方は、おそらく、こちらのテナーサックスをイメージしたはずです。
テナーサックスは言葉の通り、中音域に特化したサックスなのですが、ただ高いというわけではなく、アルトサックスのような色気もしっかりと持ち合わせている楽器です。
軽やかで艶やか。
そんな楽曲が好きな方は必聴の楽器です。
(Ryo)
コントラバス
ジャズというと一番はトランペットやアルトサックスのような金管楽器をイメージする方が多いと思います。
もちろん、金管楽器はジャズの雰囲気を作る上で欠かせない、非常に重要な楽器なのですが、もう一つ……ジャズならではな楽器が存在します。
それがこちらのコントラバス。
いわゆるウッドベースといわれる楽器ですね。
ジャズの場合、多くは弦を弓で弾くのではなく、指ではじきながら演奏します。
この演奏方法は決してジャズの専売特許というわけではないものの、一気にジャズの雰囲気が演出されるので、「これぞジャズ!」という楽曲を知りたい方は、ぜひコントラバスについて調べてみてください。
(Ryo)
ソプラノサックス
独特のサウンドが印象的なサックス、ソプラノサックス。
アルトサックスよりもまだ高い音域を奏でられる、高音域に特化したサックスの1つです。
このソプラノサックスは、サックスの個性である色気がただよっているだけではなく、さわやかな雰囲気も感じさせます。
そのためポップスやAORにスムースジャズを組み合わせたようなジャンルで頻繁に使われていますね。
めちゃくちゃに高い楽器というわけでもないため、聴いていてストレスが溜まることもありません。
リラックスしたいときは、テナーサックスのジャズを聴きながらリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?
(Ryo)
アルトサックス
さまざまなジャンルが存在するジャズですが、なかでもセクシーなジャズのリードで使われるのがこちらのアルトサックスです。
ジャズにおけるサックスで最もスタンダードな種類であるアルトサックスは、トリオやバンドはもちろんのこと、ビッグバンドなどでもリードを務めることが多い主役級の楽器として知られています。
特に哀愁のただようノイアーなジャズとの相性が良いため、大人な雰囲気の楽曲が好きな方にとってはたまらないかもしれません。
(Ryo)