オリジナル曲の作り方・作曲方法 バンド別10パターン
オリジナルのバンドを組んだら、次はもちろん曲作り。
「みんなどうやって曲を作っているの?」
気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は普段スタジオに来店するバンドが、曲を作る際に実践していることをまとめました。
もくじ
- 1ヶ月1曲制作で、年間12曲
- バンドでの曲の作り方 10パターン
- 鼻歌(メロディ)から作曲する
- コード進行から作曲する
- スタジオでセッション
- メンバーが作成した打ち込み音源からアレンジをくわえる
- 作曲者がスコアを配布
- 歌詞からイメージしながら作る
- 原曲を組み合わせる
- リズムから作る
- 映像を題材にして作る
- ジャンルをあえて特定してから作曲する
- 作詞作曲に使えるアプリ
- マイクで歌うだけで譜面化|ScoreCloud Express
- 思いついたときにメロディーをメモ|Music Memos
- 鼻歌から作曲|Chordana Composer
- 作曲に行き詰まったら……|らふおん!
- 手持ちの曲のコード進行を簡単表示|Chord Tracker
- お手軽コード進行作成|Chordbot
- 曲のボーカルを消すことができるアプリ|Singulaa
- 鼻歌やマイクから楽曲検索ができる|SoundHound
- 万能音楽制作アプリ|GarageBand
- 思いついたアイデアをその場でキャプチャ|Take Creative Vocal Recorder
- 超シンプルな4トラックレコーダー|Multi Track Song Recorder
- 高機能な録音アプリ|iRig Recorder FREE
- 人気DAWソフトのモバイル版|FL Studio Mobile
- 最後に
1ヶ月1曲制作で、年間12曲
http://holykaw.alltop.com/9-tips-for-starting-a-band-and-keeping-it-together
バンドメンバーが集まり、1カ月で1曲制作したとすれば、年間で12曲、アルバム1枚分になります。
これを多いと思うか、少ないと思うかはそれぞれだと思いますが、いつも同じ作曲の仕方ではマンネリになるかもしれません。
バンドでの曲の作り方 10パターン
作り方の全体の話ではなく、まずは「どこから作曲をスタートさせるか」ということに焦点を当ててみました。
鼻歌(メロディ)から作曲する
定番の作り方です。
作曲は楽器ができないと……と思いがちですが、初めは「鼻歌」でも構いませんし、楽器を弾かなくても「音」を探っていく作業には変わりありません。
メロディから作曲する場合、それに合うコードやリズムを後から足していきます。
コード進行から作曲する
これも定番のコード進行から制作していくパターンです。
メロディの後のせですね!
スタジオでセッション
https://unsplash.com/photos/QnjkbXywIyY
キーだけ設定して、スタジオでジャムセッションして曲を作っていくパターン。
適当に演奏して制作するパターンですが「スケール」や「コード進行」をたくさん知っておくと便利かもしれません。
メンバーが作成した打ち込み音源からアレンジをくわえる
https://unsplash.com/photos/yxzl9lnxSNA
メンバーが作曲した音を元にアレンジしていくパターンです。
現在は意外とこの方法が一番ポピュラーかもしれません。
作曲者の意図が音で表現されているため最も完成系に近く、そこに各パートがアレンジを加えます。
作曲者がスコアを配布
https://unsplash.com/photos/cB10K2ugb-4
アレンジが完全に決まっている場合は、スコアにするほうが正確に伝えることができますし、後で確認もしやすいと思います。
作曲者が全てのパートのスコア(楽譜)を用意します。
歌詞からイメージしながら作る
https://unsplash.com/photos/OQMZwNd3ThU
歌詞がすでにある場合は、そこからイメージして作ります。
原曲を組み合わせる
各メンバーが思いついたリフ・メロディー・リズムなどを組み合わせるパターンです。
「サビはボーカルパートが作曲する」「イントロはギターパートが作曲する」など、セッションごとに分けて考案し、短い曲や一部分だけのフレーズをそれぞれ組み合わせると、想像しなかったような展開が生まれ面白いのではないでしょうか。
リズムから作る
https://unsplash.com/photos/eUMf3CaUUho
ドラムのリズム、手拍子、打ち込みのトラックから、作曲をスタートするパターンです。
映像を題材にして作る
https://images.pexels.com/photos/274937/pexels-photo-274937.jpeg?auto=compress&cs=tinysrgb&dpr=2&h=650&w=940
題材は、映画やアニメなどの映像だけではなく、小説などでも構いません。
バンドメンバーとイメージを共有して、イメージにそれぞれのパートが音をはめ込んでいってみましょう。
ジャンルをあえて特定してから作曲する
https://unsplash.com/photos/MEcxLZ8ENV8
ジャンルによっての定番の奏法を参考に作曲するパターン。
「今回はこのジャンルの曲!」とあえて絞ってみることで、着地点が設定しやすくなる場合があります。
作詞作曲に使えるアプリ
バンドマンならぜひスマホに入れておきたい、作詞作曲に使える音楽アプリをご紹介します。
マイクで歌うだけで譜面化|ScoreCloud Express
譜面になったメロディーは、テンポや拍子も最適なものが設定されており、「Play」ボタンをタップすればピアノ音色で演奏を確認することが可能。
思いついたときにメロディーをメモ|Music Memos
「歩いている時によくメロディーが降りてくる」というフレーズは、ソングライターのみなさんからよく聞きますよね。
そんな時、この「Music Memos」は思いついたメロディーやフレーズを簡単にメモでき、さらにドラムとベースでリズム隊を構築し、そのメロディーに合わせて演奏してくれるのです。
それはまるでバンドメンバーがすぐ近くにいる感覚になります。
鼻歌から作曲|Chordana Composer
口ずさんだ2小節のメロディーを元に、アプリが1曲をまるごと自動で作ってくれます。
「ポップス」「ダンス系」「ロック」「ジャズ」「ラテン他」などのジャンルや、「楽しげな」「バラード調」「ノリの良い」といった曲調計15種類を組み合わせることができます。
作曲に行き詰まったら……|らふおん!
作曲に行き詰まったときや新しいアイデアを求めている時に便利なのが、この「らふおん!/即興演奏で簡単作曲」アプリです。
作曲の知識や経験がなくても、30秒もあれば曲のイメージが作れてしまうすぐれものです。
MIDIのエクスポート機能があるので、出来上がった曲のイメージを別のソフトで編集できるのも魅力です。
手持ちの曲のコード進行を簡単表示|Chord Tracker
iPhone内のミュージックと同期し、市販でも非売品でも、どんな曲でもコード進行を割り出しすことできるアプリです。
割り出されたコードを譜面や鍵盤で表記できるほか、再生速度、トランスポーズ(キーの変更)、録音機能も無料で利用できます。USB系の楽器と接続できるケーブルは別途必要です。
sus4など一部のコードに対応しておらず、分数コード表記で出るのが弱点ですが、コード進行の正解率はなかなか高く表記が違うだけで音は合っているというケースも多いです。
耳コピ、練習、楽曲メモとしても使えるオススメのアプリです。