先輩ミュージシャンとの付き合い方で大切な10のこと
バンド活動、部活動、音楽サークルを続ける上で、先輩との関係は避けて通れませんよね。
「うまく付き合っていくには?」「仲良くなるためには?」一体どうすればいいのでしょうか。
今回は先輩との付き合い方で大切なことをまとめてみました。
もくじ
昔に比べたらバンドの上下関係は緩くなった!?
昔と比べ、先輩後輩関係なく仲の良いバンドが増えてきているように感じます。
学生さんでも、先輩や後輩と一緒にバンドを結成している人も多いのではないでしょうか。
もちろん音楽には年齢など関係ないのですが、先輩ミュージシャンとの関わり方や付き合い方は、この先も続いていきます。
良い関係を維持していくにはお互いが協力が不可欠なのです。
礼儀とかそういう上下関係とかは昔に比べると緩くなってる気はしますね。
GROWLYに出るバンドは、しっかりしていって欲しいなというのはありますね。
そこも含めて、バンドを育てる役割はあると思うんで、ライブハウスは。
京都のバンドが全国に出て恥ずかしくないように、僕らも頑張らなあかんなと思います。
スペシャルインタビュー 京都 GROWLY 角田 恭平 店長
https://www.studiorag.com/interview/13/08/growly_kyohei/4.html
近年各地で行われてる!?
ギタリスト会、ベース会、ドラム会
「上下関係よりも横の繋がりを強く」との趣旨で近年、楽器パートごとで集合した飲み会が各地で開催されています。
先輩後輩がたくさん混じり、共通の好きなアーティストの話や、バンド活動での悩み事の相談…そんなことが飛び交う貴重な機会なのではないでしょうか。
ここいう状況でも先輩には失礼がないようにしておきたいですよね。
今後の良好な関係を維持するためには大切なことです。
みんなにも是非。昨日のギタリスト会でした。 pic.twitter.com/ur5znmjdrW
— Yukio Murata (@mywaymymurata) January 27, 2014
【続々々】寄せられた情報を元にギタリスト会の参加者リストと写真の照合を修正しました。ご協力下さった皆様ありがとう御座います!引き続き違う点があればリプくださいませ~^^ pic.twitter.com/p77YSTwJMu
— 斬蜘 −ざく− (@zakuzamo) August 29, 2013
お疲れちゃん(^O^)
RT @bass_ery ベース会でした!このベース会には初めて参加させていただいたので、人見知りを発揮してしまいました…笑
そしてこの集合写真。これ全員ベーシストって…
気持ち悪っ!!!笑 pic.twitter.com/x5F7DaqCJh— Shun@TOTALFAT (@shun_TF) January 15, 2014
【ロカホリ速報!】ドラマーの、ドラマーによる、ドラマーのためのドラム会、大盛況で終了しました!約80名のドラマーがロカホリに大集結!信じられます?ここに写っているの全員ドラマーなんですよ! pic.twitter.com/juC8wfZzhl
— ROCKAHOLIC渋谷 土日のみ昼営業 (@barrockaholic) November 5, 2013
どうしても苦手な先輩が現れたら…
見た目が恐そう… いつも怒られる… そんな機会も少なくありません。
ただ、目上の先輩達も後輩達との付き合い方で不安だったり、緊張していることも多いはず!
その距離を縮めるには、こちらから心を開いていき、リスペクトの気持ちをうまく表現することが、なにより大切なのではないでしょうか。
音楽の世界では、少なからず下克上のような状況があってもおかしくありませんが、先輩後輩の関係はいつの時代もうまく保っていきたいものです。
どんなときも時間厳守
ライブ当日の集合時間、リハーサルの時間、ミーティングの時間、先輩バンドがいる前での遅刻は厳禁です。
信頼を一気に失うこともあります。
しっかり挨拶する・自分から名乗る
しっかり目を見て挨拶しましょう。
ライブ当日の入りの楽屋などでは「宜しくお願いします!」「勉強させてもらいます!」と元気よく挨拶するのが最低限のマナーです。
そして、こちらからしっかり自分の名前・バンド名を名乗って下さい。
元気が基本。いつも笑顔を忘れない
こちらに元気がないと先輩も「どうしたのかな…?」と不安になり心配させてしまいます。
緊張している場面かもしれませんが、笑顔で元気にするようにしましょう。
些細なことでもお礼を言う・素直に話を聞く
音楽活動での悩み相談やアドバイスなど…先輩からなにか教えてもらったりしたときは、感謝の気持ちすぐ伝えるようにしましょう。
飲み会などで奢ってもらったときは「ごちそうさまでした!!!」とその場で挨拶しましょう。
倍返しは「演奏・ステージ」で!
「やられたらやりかえす倍返しだ!」
そんな思いがあれば、それを音楽で表現するべきです。
ステージの上では、対等な立場、ライバルなわけです。
先輩バンドに影響され「やられたな〜」と刺激を受けたら、自分達も負けないように頑張りましょう。
先輩のさらに先輩を大事に
あこがれの先輩の上にも、必ず先輩は存在します。
直接関わってなくてもリスペクトの気持ちは忘れずにいたいものです。
他の先輩の悪口を言わない
他の先輩に対してこちらが一方的に抱いてる感情を、目の前の先輩に言わないように心掛けてください。
その情報が変化して伝われば、その後の関係に悪影響がある場合も少なくありません。
どうしても伝えたい内容がある場合は、直接伝えることが大切です。
後輩を大切にする
後輩を大事にしている姿を先輩は見ています。
先輩からの恩恵を後輩にも引き継いでいき、後輩にも興味を持って接していける関係が理想です。
返事は早くする
ライブや飲み会や打ち上げなどのお誘いを受ける機会も多いと思います。
メール・電話などはもちろん、お誘いを受けたら返事は早くするようにしましょう!
どうしても返事が遅くなる場合は、その理由も伝えるようにしましょう。
先輩のいろんなライブを見る・単なるファンになることは避けよう
仲良くなった先輩バンドからは、ライブのお誘いが多かったり、対バンの機会も多いと思います。
自分達の目標に一番近い存在だと思うので、到達点を意識しながら吸収できるものはどんどん吸収してください。
先輩にとってはファンでいてくれることも嬉しいことですが、単なるファンに留まらないように、お互いにミュージシャンとしてはライバルということも忘れないように、切磋琢磨できる関係が理想です。
最後に
気を使いすぎて先輩に媚を売ってばかりでは、その関係になにも発展はありません。
先輩ミュージシャンから教えてもらったことを、しっかりアウトプットする機会を持つことが、その後の関係をより深いものにしてくれます。
先輩後輩の上下関係をしっかり守りながらも、良い関係を築き上げていきたいですね!
応援しております!
ライタープロフィール
スタジオラグ
中尾きんや
スタジオラグスタッフ
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Twitter:kin_kinya