【なんだこれ】世界の珍しい・ユニークな楽器まとめ
いわずもがなですが、世界にはたくさんの楽器が存在しています。
日本だけ見ても両手じゃ数え切れないぐらいありますからね、これぞ「世界は広い」なんて話なのかもしれません。
今回この記事ではなかなかお目にかかれない、珍しい・ユニークな楽器をたくさんご紹介していこうと思います。
これから演奏を趣味にしようと考えている方、いっそこの際見たことない楽器に挑戦するのもありかも。
ガジェット好きな人にもオススメな内容ですよ!
もくじ
【なんだこれ】世界の珍しい・ユニークな楽器まとめ
ウォーターフォン
ウォーターフォンは、共振動を利用した楽器で、種類的には体鳴楽器にふくまれています。
簡単にいうと、取り付けられた金属の棒をこすることで、不気味な音色がかなでられる楽器です。
その音色から、『ポルターガイスト』や『エイリアン』などの有名映画でも活躍しているんですよ。
また、ウォーターフォンの音色は、クジラの鳴き声に近いともいわれていて、実際に会話できたという報告もあるそうです。
曲をかなでるのは難しそうですが、興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
(山本)
アメリカン・フォトプレーヤー
世の中で最も奇妙な形をしている楽器の一つがアメリカン・フォトプレーヤーです。
こちらは、1920年代に作られたもので、当時無音だった映画に合わせて、音楽を流すために使用されていました。
今でいうシネマオーケストラのようなことをしていたんですね。
見た目的にはピアノに近いのですが、上部にあるひもを引くと、たいこの音や、銃声まで流せちゃうんですよ。
現在このアメリカン・フォトプレーヤーは、多くが破棄されてしまい、ほとんど現存していないそうです。
(山本)
ニッケルハルパ
ニッケルハルパは、スウェーデンに伝わる民族楽器のひとつ。
その性質はチェロに近いのですが、付いているけん盤で弦を押さえるという違いがあります。
実は愛好家の多い楽器でもあり、毎年4月には世界ニッケルハルパデーというイベントも開催されているんです。
こちらは、オンライン上で世界中の愛好家が一緒に曲をかなでるという内容。
皆さん、思いおもいの弾き方をしているので、面白いですよ。
ぜひ、ニッケルハルパを扱えるようになったら、参加してみてくださいね。
(山本)
チンバッソ
イタリアオペラの公演で使用されているシンバソ。
とはいっても、多くの方はその存在も知らないかと思います。
しかし、シンバソの音色は、さまざまなフリーの効果音で使用されているので、聴いたことのある方は、意外に多いのではないでしょうか。
そんなシンバソの見た目は、トロンボーンに近く、使用感もほぼ同じです。
そのため吹奏楽の経験者なら、チャレンジしやすい楽器ですよ。
ちなみに価格は安いもので5万円台から、購入可能です。
(山本)
マーブルマシン
マーブルマシンは、らせん状のベルトにビー玉を転がすおもちゃです。
小さな頃に遊んだことのある方も多いのではないでしょうか。
このマーブルマシンは、転がすとカラカラと高い音が鳴るのですが、その原理を応用した楽器が数多く制作され、話題となっています。
特にYouTubeでバズっているのが、マーティン・モリンさんの制作した、ウィンターガタン・マーブルマシン。
なんと2000個ものビー玉を使用しているそうですよ!
(山本)
カンテレ
カンテレは、スウェーデンの民族に伝わる楽器。
その歴史は2000年以上ともいわれているんですよ。
古いものは木製で、中の空洞に張った馬の毛をはじくことで、音をかなででていたそうですよ。
現在、販売されているカンテレは、金属製で、ワイヤーを使用しているので、お手入れも簡単です。
そんなカンテレは、スモールカンテレ、とコンサートカンテレにわかれています。
スモールカンテレはその名の通りコンサートカンテレよりも小ぶりで、価格も安いので、初心者はそちらからチャレンジするのがオススメですよ!
(山本)
ハーディ・ガーディ
ハーディ・ガーディは、9世紀ごろに制作された、弦楽器の一種。
手回しオルガンとも呼ばれています。
そんなハーディ・ガーディの見た目と音色はバイオリンに、そっくり。
一つ異なるのは、中央に設置されたけん盤です。
このけん盤を操作することで、音程を変えられるんですよ。
あまりなじみのない楽器ですが、ヨーロッパでは、ひそかに愛好家が増えているそう。
普通のバイオリンにあきてしまった方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
(山本)